当医院では緊急の場合以外は押さえつけたり、抑制具を使用しての治療はいたしません。
ただし、口が急に閉じたりして危険な時や、口を大きく開けることが出来ない子供さんには開口器を使用する場合があります。
出来るだけ安心してもらうために、鏡で見てもらいながら治療することを心がけています。
虫歯の原因
ミュータンス菌が砂糖を分解してプラーク(細菌の塊)を形成します。このプラークの中の細菌が酸を出して歯を溶かしていくのです。
虫歯の第一の予防は砂糖(おやつなどの間食)の制限です。
(1日の砂糖を20グラム以下にすると虫歯は発生しにくいと言われています。)
| 品名 | 量 | 砂糖含有量 |
|---|---|---|
| ホットケーキ | 1枚 | 22g |
| ジュース | 200ml | 20g |
| チョコレート | 1枚 | 20g |
| カルピス | 150ml | 18g |
| ポカリスウェット | 250ml | 15g |
| プリン | 一個 | 14g |
| チューインガム | 1枚 | 2g |
| クッキー | 1枚 | 2g |
| シュークリーム | 一個 | 10g |
| ヤクルト | 一本 | 9g |
| ヨーグルト | 一人分 | 8g |
| カステラ | 一切 | 7g |
歯磨きで予防できるのは、歯ブラシがあたる部分(平滑面)のみです。しかし、虫歯が最初に発生するのは歯ブラシの当たらない部分(隣接面、噛み合わせの溝)です。
間食の回数、砂糖の量を減らすことが予防の第一です。
歯肉炎
正しいブラッシングにより防ぐことができます。(歯肉も一緒に磨きます)
つまようじ法によるブラッシングが効果的です。
(歯間部に歯ブラシの毛先を突っ込むようにブラッシングする方法です。)

下の歯は毛先を上に

歯に対して斜めに押し込むように



